受注の現場で見聞きしたことと、ユトレルをつくりながら考えたこと。
受注担当が辞める理由は、仕事の量ではありません。「間違えられない仕事を、ひとりで、決まった時間までに」こなす構造にあります。人を増やす前に社長が確かめること、取引先も今のシステムも変えずに変えられる一つのことを整理します。
朝の受注処理が慌ただしいのは、仕事が多いからだけではありません。夜のあいだに複数の経路へ散らばった注文を、人がまず集めるところから朝が始まるからです。何から減らせばよいかを、明日の朝に確かめることと一緒に整理します。
締切は守ったのに、夕方になると一件が気になる。その不安は几帳面さの問題ではなく、届いた注文と処理した注文を突き合わせる場所がないことから生まれます。漏れと重複が起きる理由と、取引先も今のシステムも変えずに始める確認の方法を整理します。
複数の注文経路、社内への転記、ベテランだけが知る読み替え。食品卸の朝から、受注入力ミスが起きる仕事の流れを整理します。
受注業務の効率化は、ツール選びではなく「どこで手が止まっているか」の特定から始まります。打ち手は四つ。それぞれが向いている会社と限界を、卸売業の現場に即して整理しました。